レビドラの作用成分

レビドラは、バイアグラと並ぶ男性勃起不全(ED=Erectile Dysfunction)の改善に有効な治療薬です。バイアグラより効果発現時間が短く即効性に優れ、勃起力も強く、食事の影響も受けにくいという特徴があります。 レビトラの有効成分は「バルデナフィル塩酸塩水和物」で、バルデナフィルとして20mg含まれています。レビトラはバイエル薬品より発売されていましたが、 2021年10月に販売中止の発表がされ、現在、国内では正規品を処方する医療機関は存在しません。したがって、現在利用可能なものは、国内生産のジェネリック品であるバルデナフィル錠のみとなっています。

料金(税込み)
バルデナフィル錠20㎎ 1錠 1,500円

レビドラ(バルデナフィル)通販の注意点

現在、国内の通販サイトでレビドラを購入することはできません。バイアグラと同様にED治療薬は医師の処方箋が必要な医薬品だからです。 個人輸入であれば代行サイトを利用して海外から簡単に購入することは可能ですが、国内製品より安価でED治療薬が手に入る代わりに、偽物を掴まされる恐れがあります。 ED治療薬のバイアグラ、レビトラ、シアリスを製造しているファイザー、バイエル薬品、日本新薬、日本イーライリリーの4社が、2016年に合同でネット購入したED治療薬の鑑定調査を行っており、その結果判明した事実が以下の通りです。 日本およびタイの調査会社に依頼して発注、入手したED治療薬を鑑定した結果、国内外の合計で 約4割(40.0%、28/70)が偽造品であることが判明しました。国内発注分で約4割(35.6%、16/45)、タイでの発注分では約5割(48.0%、12/25)が偽造品でした。

レビドラ(バルデナフィル)の作用と副作用

レビドラは、血管の拡張に関わるPDE5という酵素を阻害し、海綿体のcGMPを増加させる作用があります。 そのことにより、平滑筋がゆるみ、陰茎組織への血流が増加して勃起を生じます。ただし、性的刺激がなければ勃起はおこりません。医薬品には作用があれば副作用も存在するため、シアリスについての副作用もメーカーが「国内臨床試験」の結果として公表しています。 主な副作用は以下の通り。

発生頻度 副作用
1%以上10%未満
  • ほてり
  • 頭痛
  • めまい
  • 鼻閉感
  • 消化不良
0.1%以上1%未満
  • 高血圧
  • 動悸
  • 脈が速くなる
  • 不眠
  • しびれや感覚麻痺
  • 傾眠
  • 肝機能検査異常
  • 呼吸困難
  • 鼻血
  • 背中の痛みや筋肉痛
  • 皮膚のかゆみ
  • 発汗
  • 紅斑
  • 吐き気
  • 腹痛や下痢、嘔吐、胃炎などの消化器障害
  • 口の渇き
  • 視界のかすみや彩視、羞明といった視覚障害
  • 目の痛み
  • 耳鳴り
  • 無気力
  • 胸焼け
  • 灼熱感
  • CK(CPK)上昇
  • 勃起増強(痛み)
0.01%以上0.1%未満
  • 顔のむくみ
  • 低血圧
  • 失神
  • 心筋虚血
  • しびれ
  • 筋肉や神経の異常な緊張
  • 不安
  • 一過性全健忘
  • 関節痛や首の痛み
  • 光線過敏性反応
  • 発疹
  • 食道炎
  • 胃液の逆流
  • 嚥下障害
  • 射精異常や持続勃起などの性機能障害
  • インフルエンザ症候群
  • アナフィラキシー反応
不明
  • 心筋梗塞
  • 起立性低血圧
  • 狭心症
  • 緑内障

医師の指示に従い正しく服用していても副作用が出現することはあるため、あらかじめ確認してから使う必要があります。
レビドラ(バルデナフィル)は、血管を拡張し血流を促進する効用があるため、同じように血流を改善する働きのある硝酸剤・一酸化窒素供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等)などの狭心症薬を服用中の方は注意が必要です。過度の血圧低下をまねき重篤な症状を引き起こす場合があります。
飲酒にも注意が必要となります。アルコールは血管を広げる作用があるため、過度の飲酒はシアリスの効用と重なりめまいやふらつきなどの副作用を起こす危険があります。さらには肝臓に負担をかける恐れもあります。
グレープフルーツの摂取にも注意が必要です。レビドラ(バルデナフィル)の有効成分は肝臓にある「CYP3A4」という酵素によって分解されますが、グレープフルーツに含まれる「フラノクマリン」と呼ばれる物質によって働きが阻害され、肝臓にも大きなダメージとなりえます。

以下に該当する場合は重大な副作用を起こす危険があるため、レビドラ(バルデナフィル)の服用を避ける必要があります。

  1. 硝酸剤を使用中
  2. 今までにレビドラ(バルデナフィル)錠を服用して過敏症(アレルギー)を起こしたことがある
  3. 心血管系障害などにより医師から性行為を控えるように言われた方
  4. 不安定狭心症のある方、または性交中に狭心症を起こしたことがある
  5. 最近3ヶ月以内に心筋梗塞を起こしたことがある
  6. 最近6ヶ月以内に脳梗塞、脳出血を起こしたことがある
  7. コントロール不良の不整脈がある
  8. 低血圧の方(最大血圧が90mmHg未満または最小血圧が50mmHg未満の方)
  9. コントロール不良の高血圧の方(最大血圧が170mmHg以上または最小血圧が100mmHg以上の方)
  10. 重い肝障害がある
  11. 網膜色素変性症(進行性の夜盲、視野狭窄)の方

上記の他にも内臓に疾患のある場合は服用に注意が必要となるため、医師への相談が大事となります

レビドラ(バルデナフィル)のメリット

バイアグラと比較して、「即効性がある」、「空腹時でなくても効果がある」という利点が知られています。バイアグラで効果が不十分であった方や糖尿病、前立腺ガンの治療後の方でも効果的なED治療薬と言われています。作用時間もバイアグラよりも長く、即効性もあることからバイアグラに比して使い勝手の良い薬と考えられています。

レビドラ(バルデナフィル)の購入方法

現在、日本国内でレビドラを正規に購入することはできません。購入可能なものは、ジェネリック品であるバルデナフィルのみで、方法は主に2つあります。

  • 院内処方
  • オンライン処方

仕事が忙しくなかなか病院に行く時間がないという人も多いという方にオンライン処方がおすすめです。

説明文

EDでお困りの方・ご相談したい方はこちら

ご予約はこちらから