男性に多い性感染症の初期症状と放置のリスクとは?【クラミジア・淋菌感染症】

目次
はじめに
「最近、排尿時に違和感がある」「性行為の後から陰部がムズムズする」。そんな症状があるにも関わらず、「自然に治るだろう」と放置していませんか?性感染症(STI)は、自覚症状が乏しいまま進行することがあり、気づかないうちにパートナーに感染させてしまうこともあります。この記事では、クラミジア感染症や淋菌感染症といった代表的なSTIの初期症状と、放置した場合に起こるリスク、そして中目黒ブロッサムクリニックでの診療対応について解説します。
男性の性感染症が増えている背景
クラミジアや淋菌感染症は20〜40代の男性に多く、特に若年層における増加が問題となっています。マッチングアプリの普及に伴い、交流の幅が広がっていることも性感染症のリスクを高めている要因とされています。
初期症状は「軽い違和感」から始まる
- 性器クラミジア感染症(男性)
- 排尿時の軽い痛みやしみる感じ
- 尿道からの少量の透明〜乳白色の分泌物
- 陰部のかゆみや不快感
- 無症状のまま経過することも多い
- 淋菌感染症(男性)
- 排尿時の強い痛みや灼熱感
- 黄色〜緑色の膿性の尿道分泌物
- 尿道周囲の赤みや腫れ
- クラミジアより急激で強い症状が多い
放置すると起こるリスク
- 不妊症のリスク:精巣上体炎や前立腺炎を引き起こし、不妊の原因になる可能性があります。
- 他人への感染拡大:軽症でも感染力は高く、性感染症の媒介者となり得ます。
- 混合感染・HIV感染リスクの増加:性感染症により粘膜が損傷し、他の感染症に感染しやすくなります。
予防と早期受診が鍵
- コンドームの使用を徹底する
- 定期的な性感染症検査を受ける(特にパートナーが変わったとき)
- 違和感があれば放置せず早めの受診を
- クラミジアにはアジスロマイシンやドキシサイクリン、淋菌にはセフトリアキソン+アジスロマイシンの併用療法が有効
中目黒ブロッサムクリニックでの対応
- 性器クラミジア、淋菌、梅毒、HIVなどの検査に対応(尿・血液・咽頭など)
- ガイドラインに基づいた抗菌薬処方
- 症状や性交渉歴を丁寧に伺い、適切な検査を選択
- プライバシーに配慮した診療環境
- 性感染症の診療は保険適用(一部自費検査あり)
まとめ
- 性感染症は初期症状が軽微で見逃されやすい
- 放置により不妊症やHIV感染のリスクが高まる
- 違和感がある場合やパートナーに異常がある場合は早期受診を
- 当院では安心・丁寧な診療で検査と治療を提供しています
- 一人で悩まず、お気軽にご相談ください
